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能登半島の研究所に飛ばされた大学院生、守田一郎。研究所の周りには海しかなく、先輩研究者の谷口、通称鬼軍曹に怒られ続ける日々に、人恋しさが募って文通を始める… 。
森見登美彦氏独自のユーモアが炸裂しいて大いに笑えた。また僕自身理系大学院生で、非常に共感できた。
ここだけの話ですが、さすがの俺も就職のことを考えるようになったのです。もちろん「就職なんぞしたくない」と力強く断言します。さらに「就職したくてもできない」という事態も十分想像できる。かといって、このまま能登鹿島臨海実験所にいたところで未来が開けるとも思えない。俺はクラゲの研究をしていますが、よく考えるとクラゲにもそんなに興味がないような気がしてきた。あんなあやふやなやつ!と憎しみさえ覚える。どうしよう。教授と谷口さんに七尾湾に沈められる。
「詩人か、高等遊民か、でなければ何にもなりたくない」
まさに今この気持ち。
この小説を一言でいうと
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
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