2009年3月15日日曜日

百年前の日本

百年前の日本−モースコレクション(写真編)百年前の日本−モースコレクション(写真編)
小西 四郎 岡 秀行

小学館 2005-01-20
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神本。我々の源流がここにある。

神仏たちの秘密

連塾 方法日本〈1〉神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)連塾 方法日本〈1〉神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
松岡 正剛

春秋社 2008-12
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神話の結び目を解く。目から鱗だった。

ファスト化する風土

ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)
三浦 展

洋泉社 2004-09
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今、地方は危機に瀕している。帰省した際に、街を歩いて実感した。いや実感なんて程度じゃない。

子どもの貧困

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)
阿部 彩

岩波書店 2008-11
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今の福祉政策が、より貧困を招いているというのが衝撃だった。
生まれたときから未来が限られているなんてあってはならない。途上国ならそうも言えない現実があるが、ここは日本である。救えるはずだし、かつてはそうでなかった。
なんとかしなければいけないと決意を新たにされられた一冊。

規制緩和という悪夢

規制緩和という悪夢 (文春文庫)規制緩和という悪夢 (文春文庫)
内橋 克人

文藝春秋 2002-01
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いま本当に読まれるべき一冊。ジャーナリズムとはこうであるべき。
なによりもこれが15年前に書かれているということが驚き。

資本主義はなぜ自壊したのか

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言
中谷 巌

集英社 2008-12-15
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問題意識はよくわかったが、世間知らずの学者が書いたエッセイだな。
論理が乱暴。半分以上眉に唾をつけて読むべき。

そういうことよりも、中谷巌が転向したことの意味合いが大きい

恋文の技術

恋文の技術恋文の技術
森見 登美彦

ポプラ社 2009-03
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能登半島の研究所に飛ばされた大学院生、守田一郎。研究所の周りには海しかなく、先輩研究者の谷口、通称鬼軍曹に怒られ続ける日々に、人恋しさが募って文通を始める… 。

森見登美彦氏独自のユーモアが炸裂しいて大いに笑えた。また僕自身理系大学院生で、非常に共感できた。

ここだけの話ですが、さすがの俺も就職のことを考えるようになったのです。もちろん「就職なんぞしたくない」と力強く断言します。さらに「就職したくてもできない」という事態も十分想像できる。かといって、このまま能登鹿島臨海実験所にいたところで未来が開けるとも思えない。俺はクラゲの研究をしていますが、よく考えるとクラゲにもそんなに興味がないような気がしてきた。あんなあやふやなやつ!と憎しみさえ覚える。どうしよう。教授と谷口さんに七尾湾に沈められる。
「詩人か、高等遊民か、でなければ何にもなりたくない」



まさに今この気持ち。

この小説を一言でいうと

( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!